浴風会ケアスクール(お知らせ)
2024.11.07
浴風会ケアスクール

第12回浴風会つながるフェスタ

10月19日(土)、第12回浴風会つながるフェスタを開催しました。
昨年よりも大規模に、より皆さんに楽しんでいただけるようにと年度当初から実行委員会でプログラムについて検討を行い、無事に当日を迎えることができました。
最も知ることができ、最も見ること、そして最も体験できるようなやり方で皆さんをお迎えいたします。

昨年同様本部1階ではご利用者の作品展示を行いました。開設10周年を迎えた老健くぬぎは、10周年を祝う飾りつけをご利用者と職員で作成しました。
そして今回は、昨年よりも開催規模を広げるとともに飲食の提供を再開、更に初めて「移動動物園」をお呼びしました。

今まで見たことがないくらいの大勢のお子さんが来場くださり、用意した入場券も早々に配布終了となりました。
浴風会動物王国の雰囲気で、ここではみんながムツゴロウ気分です。

専門のスタッフの方がお手伝いし、直接動物に触れることもできて、皆さんおっかなびっくりしながら楽しんでいらっしゃいました。蛇だってへっちゃらです。

会場の外では、ご利用者と職員が一緒に作った水ようかんなどのお菓子やパン、作品などを販売しており、こちらも大賑わいです。ご利用者は売り子さんとしても大活躍でした。

コミュニティホールの幕開けは、昨年同様高井戸こだま会の皆さんによる和太鼓演奏です。
来場者の方にももうおなじみで、一気にお祭り情緒が高まります。
午前中のコミュニティホールは、和楽らんど学院ことじくみ、ATUSSY DANCEと子供達の元気な演奏とダンスが続きます。

一方、外会場の浴風園前には焼きアワビの焼き上がりを待つ長ーーーい列が出来ていました。「何年か前に食べた美味しさが忘れられなくて…」と高倉健扮するアワビ漁師が聞いたら泣いて喜びそうなセリフをいただき、みんなホッコリしました。

浴風園前は、アワビだけではなく松風園のじゃがバターやエームサービスさんの秋田物産展も賑わいを見せていました。そして、その賑わいを更に盛り上げんと・・・

下高井戸やっとこ連の皆さんの登場です。
立ち見のお客様も増え、お祭り特有の熱を放出しながら踊りの列は認知症介護研究・研修東京センターへ向かっていきます。
ちょうどその頃、認知症介護研究・研修東京センターでは・・・

サツマイモの詰め放題に芋を洗わんばかりの人・人・人の賑わいを見せておりました。

本館1階のご利用者作品展会場では、昨年も好評だったワークショップがスタートです。
昨年同様松風園が押し花のしおりづくり、プラザ薬局さんは手作りアロマの作成です。いずれも午前中の時点で午後も含めて整理券は配布終了となりました。

午後のプログラムです。認知症介護研究・研修東京センター会場では浴風会病院の阿部康子医師と泉本典彦医師による「動脈硬化ってなあに?」からスタートです。
昨年のフレイル予防に続き高齢者の健康に関する講演で、この話を聞くために午後から会場にお見えになった方も多くいらっしゃいました。皆さんの中で健康に不安なことがありましたら、是非浴風会病院にお越しください。

認知症介護研究・研修東京センター会場の午後は、浴風会病院のプログラムがメインとなり、続いて松下看護長による「今日から家庭で実践!高齢者のスキンケア講座」と続きます。

「サダユキ君、お勉強が終わったらゲームしていいわよーーー」
「本当!?じゃあボク、勉強頑張るよっ!!」
と、昔お母さんに言われたことを思い出した方もひょっとしたらいるかもしれません。
健康やスキンケアについてしっかり学んだ後は、やはりこの方の講談でほっこり笑いのご褒美です。
大谷翔平選手の先を行く元祖二刀流、サラリーマン講談の湊貞行氏でした。

一方、コミュニティホールでは金田一秀穂氏による講演会で午後の幕開けです。
実は、昨年も講演をお願いしたのですが、日程が合わず、今年ようやくお話を聞くことができました。会場の皆さんも熱心に耳を傾けていらっしゃいます。

コミュニティホール、今年の最後を飾るプログラムは「2つのバイオリンとピアノのコンサート」です。
七澤清貴氏、七澤裕子氏、南髙まり氏のお三方が奏でるやわらかい音色は、イベントの最後を飾るにふさわしいものでした。
会場も最後のプログラムにして追加で座席を用意するくらい大勢の方にお越しいただきました。

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今年も事故なく無事に終えることができました。会場にお越しいただいた皆様、ご協力いただいた皆様に御礼申し上げます。
来年は浴風会開設100周年ということで、どのような形になるのか、お楽しみに。