トマトの気持ち

15日に7月のクッキング★カフェを開催しました。
今回のメニューは
１．トマトゼリー
２．キャラメル麩ラスク
３．メロンカルピスティー&グリーンティー
です。
実は、今回はあまり燃えるものがありませんでした。
トマト、あまり好きではないのです。

トマトは皮を剥き、ミキサーでピューレにした後で網で漉します。
うーん。まだこれを見ても心が沸き立ちません。だって、もろにトマトだから。
トマトへの気持ちが足りないのでトマトのピントも合ってません。
踵を返し、自分はキャラメル麩ラスクに専念することにします。

鉄板にバターと砂糖を落とし、溶かします。
とてもよい匂いがします。気持ちが盛り上がってきました。
これに牛乳を加えて更に加熱し、麩を入れてこんがりと焼きます。

間違えの無い、バターと砂糖のこんがりとした臭いがマスク越しにもしてきます。
早く口にしたい。早くこの口に含みたい、という気持ちが高まります。
口にする前に、もう口内にバターと砂糖を纏った麩のラスクの味が充満してきます（妄想）。

完成形です。
正面に見えるのはトマトゼリー、後方にキャラメル麩ラスク、脇を固めているのがメロンカルピスティーです。
問題は、トマトゼリーの味です。
おそるおそる口に含むと。。。

これぞさわやかな味。
バターと砂糖の味を口内でリセットし、口内がさわやかな甘みと清涼感が満たされます。
トマト、すまなかった。
ありがとう、トマト。
あなたのこと、これからはもっと大事にします。