🕯 灯りまつり（イルミネーションの世界）

１０月に引き続き、２回目となる「灯りまつり」を開催しました。
今回はクリスマスシーズンにあわせ、無数の電球でライトアップしたイルミネーションの空間を演出しました。

準備にあたっては、会場となるリハセンターに各職種が集まり、知恵を出し合いながら一生懸命取り組みました。

前回と同様、ご利用者の希望や願いなどが記されている牛乳パックのキャンドル（名称：パックキャンドル）を並べ、
ご利用者が通れる道をつくっています。
また、道を通る方の目線に合わせてクリスマスバージョンのパックキャンドルも配置しました。

４日間の開催ということで、地域の方々なども含めてたくさんの方にご来場いただきました。
この時期、第三南陽園では中庭に大きなクリスマスツリーを飾り、その脇には可愛いサンタと雪だるまが姿を現します。
「灯りまつり」の会場には、この華やかな中庭を通って入場でき、クリスマス気分を一層高揚させてくれます。

琥珀色の電球は、パックキャンドルを眩く照らすだけでなく、模様が床などに映し出され、幻想的でどこか懐かしさも感じられました。
ご利用者は自ら記したキャンドルを探す様子があり、見つかった際は職員などと喜び合う姿が見られました。
また、クリスマスの音色に合わせて手拍子をされたり、体でリズムをとられている方もおられました。

今回も来場者よりたくさんの感想をいただきました。
その多くは、
「楽しかった」「気持ちが踊った」「印象に残った」との感想をいただきました。

今回のイベントは、職員からも来場者と同様の感想が多く聞かれました。
イベントなどを行う上において、ご利用者に楽しんでもらうことを考えるのは当然ですが、
職員自身が楽しいと思えるものを考えていくことが前提としてあるべきだと感じました。

体も心も温まるようなイベントを今後も開催し、
第三南陽園としても皆さまにとってより温かな施設となっていければと思います。