ひと針に心を込めて。手作り作品がつなぐ、地域との新しい絆

皆さま、こんにちは。いつも第三南陽園の活動を温かく見守っていただき、本当にありがとうございます。
当施設2階フロアでは、ご利用者の皆さまの「編み物や縫物」といった手芸の趣味をより一層楽しんでいただくため、2026年6月に「手芸クラブ」を発足いたしました。
クラブ活動の風景。お茶を片手に、編み物でおしゃべり


活動の始まりは、皆さまで普段使いできるキーホルダーやコースターの制作からスタートしました。ひと針ひと針に心を込め、色とりどりの糸や布を選びながら作品が形になっていく時間は、クラブの皆さまにとってかけがえのない大切なひとときとなっています。
日々の活動を重ねていく中で、「自分たちが使うものだけでなく、職員とご利用者が力を合わせて素敵な作品を作り、それを商品として地域の方々に届けてみてはどうか」という新しいアイデアが生まれました。これをきっかけに、施設の恒例行事である「つながるフェスタ」への出店と、作品販売を通じた「地域とのつながり」を感じていただくためのプロジェクトが本格的に動き出したのです。
職員と二人三脚。細かなパーツも丁寧に組み立てます



出店に向けての準備期間は、まさに職員とご利用者の共同作業の連続でした。編み物だけでなく、布をハサミで丁寧に切り抜いたり、ボンドを使って細かなパーツを組み合わせたりと、お互いに声を掛け合い、知恵を絞りながら一つひとつの作品を作り上げていきました。真剣な眼差しで作業に取り組みつつも、手元が完成に近づくたびにこぼれる笑顔が、作業空間をいつも温かく包み込んでいました。
手作りポスター、手作りウェルカムボードで出店の準備はバッチリです!


「つながるフェスタ」開催!「ファンシーSHOP ゆめいろ」へようこそ!

そして迎えた10月17日(土)、第14回つながるフェスタが盛大に開催されました!
当日は移動動物園の来園や様々な物品販売、人気のキッチンカーの出店などもあり、会場は多くの地域住民の皆さまで溢れ、大変な賑わいを見せました。
手芸クラブが出店したブース「ファンシーSHOP ゆめいろ」には、時間をかけて作り上げた自慢の作品たちがずらりと並びました。手作りの可愛らしいヘアゴムやシュシュ、丁寧に編み上げられたコースター、心のこもった一点物ばかりです。
店番に立ったご利用者の皆さまは、手作りの看板やポスターを掲げ、お揃いのエプロン姿で誇らしげにお客様をお出迎え。職員もお揃いのエプロンを身にまとい、ご利用者の皆さまと肩を並べて一丸となってブースを盛り上げました。「いらっしゃいませ!」と元気な声が飛び交う中、自分たちが作った作品を嬉しそうに手に取る地域の方々と直接触れ合い、心温まる交流の時間を過ごされました。


お買い上げいただいた時の喜びはひとしおで、ブースのあちこちでご利用者の皆さまと職員の弾けるような笑顔が沢山溢れていました。職員に囲まれて記念撮影をするご利用者の皆さまの表情は、達成感と喜びに満ち溢れており、まさにこのイベントの成功を物語っていました。
この「つながるフェスタ」を通して、多くの地域の方々と深く交流できたことは、ご利用者の皆さまにとっても大きな励みと自信に繋がったと感じております。それと同時に、職員にとっても皆さまの生き生きとした新たな一面を拝見できる素晴らしい機会となりました。
手芸クラブでは今後も、作品作りを通じてご利用者の皆さまがそれぞれの趣味を存分に楽しみながら、地域や多くの人々との絆をさらに深めていけるような、活気ある活動を続けてまいりたいと思います。
これからも手芸クラブの活躍と、皆さまの素敵な挑戦を職員一同全力で支えてまいりますので、温かい応援をどうぞよろしくお願いいたします!