松風園(お知らせ)
2022.05.08
松風園

🎏 端午の節句 🎏

現代では「こどもの日」として祝われる5月5日。
端午の端は「はじめ」という意味で「端午」は5月最初の午(うま)の日の事でした。それが午(ご)という文字の音が五に通じることなどから奈良時代以降五月五日が端午の節句として定着してきました。鎧や兜を飾ることは武家社会から生まれた風習です。武将にとっては自分の身を護る大切な道具でありシンボルとしての精神的な意味がある大切な宝物でした。
現在は鎧兜が身体を守るものという意味が重視され、交通事故や病気から大切な子供を守ってくれるようにという願いも込めて飾ります。鯉のぼりは江戸時代に町人階層から生まれた節句飾りです。
鯉は清流はもちろん池や沼でも生息する事が出来る非常に生命力が強い魚です。
子供がどんな環境にも耐え立派な人になる様にとの立身出世を願う飾りです。
端午の節句と菖蒲は切っても切れないものです。菖蒲は悪鬼を払うと言われ昔から端午の節句に使われています。身体に悪い気がつくのを防ぐという意味から使われる習わしです。
松風でも鎧兜を飾り、菖蒲湯に浸かりました。
またお昼に柏餅を頂き、お祝いしました。