渡り鳥の木

　久しぶりの大型作品。壊れた服掛けを見つけたこと、地域の皆様からご寄付いただいたたくさんの毛糸がきっかけで一年を通して制作できることを考え季節で鳥の色が変わる「渡り鳥の木」製作が始まりました。
　たくさんの小鳥は毛糸を束ね、ボタンで飾り付け。くちばしには会内で拾った松ぼっくりのかけらを使いました。約100羽の色とりどりの小鳥が枝にとまっています。春夏秋冬に合わせ毛糸の色を変えることで、季節に応じて様々な色の渡り鳥が集まります。飾り付けたアイビーの葉も布を染めて作ったご利用者の手作りです。
一年を通して、たくさんの渡り鳥が集まる「南陽園渡り鳥の木」。
どのような形でも見て頂いた全ての皆様に、季節を感じて頂ければ幸いです。

令和4年6月
南陽園機能訓練室